こんにちは、ミズトカゲです。
今回は私が行っている投資の確定拠出年金についてご紹介します。
まず確定拠出年金をご存知ですか?
確定拠出年金とは加入者自らが「資金」を運用し、運用の成果により将来の年金受け取り額が決まる制度です。
この制度は企業型と個人型の2つがあり、加入者が「企業が拠出した資金」を運用する場合を企業型確定拠出年金(企業型DC)、「個人で拠出した資金」を運用する場合を個人型確定拠出年金(iDeCo)といいます。
こちらの2つは併用することも可能ですが、いくつか条件がありますので興味のある方は1度会社の担当部署に問い合わせてみるといいですよ。
さて、今回の本題となる企業型確定拠出年金(企業型DC)ですが、私の勤め先でも導入されていました。
しかし私自身には全く運用している自覚がなかったのです。
というのも、企業型DCについて説明があったのが入社訓練の期間でした。
いきなり人事部の方が現れて、ぱぱっと説明した後「とりあえず商品の選択、資金の配分を決めて提出してください」と言われ、訳も分からないまま決めて提出しました。
今振り返ってみると、おそらく何も知らないであろう新入社員に、最低限の説明をし、リスク許容度によってこんな商品をこのくらいの配分で選ぶといい、という事まで教えてくれていたのでなかなか親切ではあったと思います。
しかし、なんのこっちゃ分からない私は、月日が経つにつれ記憶の遥か彼方へ。
半年に1度届くお知らせを見て思い出し、運用益が増えた減ったと一喜一憂する程度でした。
ですがこの制度、結構凄いものなんです!!
以下にメリットをまとめますが、企業型確定拠出年金(企業型DC)だけでなく、個人型確定拠出年金(iDeCo)にも適応されていますので是非参考にしてください。
1. 掛け金が所得控除の対象!
年収や掛金の金額等にもよりますが、所得税・住民税が軽減されることにより、年間で数万円~数十万円の節税になります。
それが退職するまでの数十年間恩恵を受けられるのですから、合計では結構な金額の差が出てきますよね。
2. 運用した時の運用益が非課税!
一般的な株式での運用益は20.315%かかります。
例えば100万円分買った株が105万円に値上がりしたので売却するとした場合、利益の5万円分から20.315%が税金として引かれます。
この場合は50000円×20.315%=10157円
つまり手元に入る利益は50000円-10157円=39843円
しかし、この企業型確定拠出年金は非課税であるため、利益の5万円をそのまま受け取れるのです!
3. 受け取り時にも税制優遇が受けられる!
実は退職金にも所得税ってかかるんです。
それがこの制度ではある程度の金額まで控除対象となります。
受け取り方法や合計金額、勤続年数などによっても控除額は変わってくるのでご確認を。
ただし、デメリットとして確定拠出年金は基本的に60歳以降にしか受け取れないこと。
つまり最近話題になった老後資金の為の制度となりますので、直近でお金が欲しい、普段のお給料に+αで収入を増やしたいという方には違う方法をおすすめします。
それでも仕組みとしてはとても優れていますので、企業型確定拠出年金(企業型DC)が導入されている方は是非一度商品や掛け金の見直しを。
企業に導入されていない方は個人型確定拠出年金(iDeCo)の検討を是非してみてはいかがですか?
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