アルコール除菌の問題点!?現役ドラッグストア薬剤師がアルコールに変わる予防法も考えてみた

こんにちは、ミズトカゲです。

何かと話題のコロナウイルス

マスク、消毒液もメーカーが必死に製造してくれていることと思いますが、なかなか手に入らない状況が続いています。

そんななか運良く消毒液を手に入れた方から新たな問題が浮上してきました。

今回はそんな消毒液の問題点と代替案についてまとめます。

1.アルコール除菌の問題って?

現在手指用のアルコール消毒液はほとんど店頭では買えなくなっています

そのためいろいろなサイトでは無水エタノールから消毒用アルコールを作る方法が載っていたり、キッチン用のアルコール除菌スプレーを使い始める人が出てくるほど。

しかし、ここで注意すべき問題が発生するのです!

それが「手荒れ」!!

アルコール脱脂作用と言って油を取ってしまう作用があります。

それを利用して油汚れにも使われたりするのですが、人の手に使い続けると手の油まで取ってしまい手荒れにつながります。

以前、紹介した手に優しい消毒液はアルコールだけでなく保湿成分も配合されていました。

しかし、現在かろうじて手に入る消毒用エタノールや無水エタノールにはそういった成分が一切含まれていないのです。

またアルコール消毒だけでなく、最近では予防意識の高まりから手洗いうがいをする回数が増えている人も多いのではないでしょうか?

アルコールの脱脂作用、手洗い、冬場の乾燥から手荒れを引き起こすため、手湿疹のお薬を求めて来店される方が増えています。

2.対策

対策としては保湿。これに限ります。

アルコール消毒をした後はハンドクリームを塗ることをおすすめします。

私的、おすすめハンドクリームはロコベースリペアクリーム

こってりとしたクリームで、皮膚のバリア機能を高めてくれる優れもの。

水を弾いてくれるクリームなので水仕事をされてる方にももってこいですし、天然成分で出来ているため食材を扱っている方小さいお子さんのいるお家でも安心して使えます。

クリームタイプとミルクタイプがありますが保湿を重要視している方にはクリームタイプがおすすめ。

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乾燥を通り越して痒みがある、があるという方は店頭で薬剤師に相談してください。

あなたに合ったお薬を一緒に探します。

3.アルコールの代替案

そんなこと言ったってアルコール自体が手に入らない!という方にいくつか代替案を考えてみました。

ポピドンヨード

どうしても殺菌したいという方に現状おすすめできる商品はこれくらいです。

アルコール以外でウイルスに効果のある消毒液ですが、ヨード系の消毒液は茶色い色が付いてしまうため、手に使う消毒液としてお求めになる方は少ないです。

ただしうがい薬としてはここ最近いっきに購入数が増えていますので感染予防としては要チェック。

詳しいうがい薬の説明はこちら。

ウェットティッシュ

アルコールを含むウェットティッシュはエタノール同様品薄状態が続いています。

しかしノンアルコールタイプのウェットティッシュはまだ売っていることも多いですよね。

よくノンアルコールの除菌ウェットティッシュはコロナに効くの?と質問されることがあります。

答えとしては「効きません」。

じゃあダメじゃん、となる前に説明したいのが、効果として“殺菌”を求めているならという事。

私的な見解になってしまいますが“ウイルスを除去する事”ならばある程度期待できるのではないかと思っています。

そもそもコロナウイルスの感染経路は現段階では飛沫感染接触感染が考えられています。

飛沫感染に関してはマスクや以前紹介した花粉防止スプレー

接触感染に関してはアルコール消毒や今回紹介するウェットティッシュを使うと良いでしょう。

というのも、接触感染はウイルスに接触した手で鼻や口を触ることで起きるとされています。

つまりはウイルスを手から取り除けば良いのです。

ノンアルコールタイプのウェットティッシュは殺菌は出来ませんが、ある程度ウイルスを手から拭き取るという「物理的除去」を行うことが出来ます。

またアルコールが含まれていないタイプにもセチルピリジニウムやベンザルコニウムといった殺菌の成分が含まれているものもあります。

コロナウイルスへの効果は弱いですが一般細菌には効果を示すため、普段の生活の感染予防としても使えます。

ただし、何度も記載しますが「コロナウイルスの殺菌はできません」。

売り場でアルコールタイプとノンアルコールタイプがあったら迷わずにアルコールタイプを選んでくださいね。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

私達ドラッグストア薬剤師も、少しでもお客様の為になる商品がないか頭を悩ませる日々が続いています。

商品が入ってこない現状、今あるものでできる予防をしっかり行い今回のコロナウイルス騒動を乗り切りましょう。