こんにちは、ミズトカゲです。
夏、お出かけのシーズンですね。
今年はコロナウイルスの影響で、しばらく外出やイベントの自粛要請があったため
夏こそは開放された外で遊びたい!
という人は多いのではないでしょうか?
そんな時に気になるのが虫刺され。
・色々あるけど何が違うの?
・ディートって?
・イカリジンって?
・子供やお肌の弱い人でも使えるものは?
今回はそんな虫除けのアレやコレをまとめます。
1. 成分は大きく分けると3種類
成分は大きく分けると3つに分類されます。
それぞれにはどんな特徴があるのか見てみましょう。
①ディート
世界的に虫除けとして使われる成分です。
- 蚊
- ブユ(ブヨ)
- アブ
- ノミ
- イエダニ
- サシバエ
- トコジラミ
- ヤマビル
- ツツガムシ(高濃度なもの)
ディートは商品によって濃度が違い、濃度の違いによって使用年齢も変わります。
ちなみにディートの濃度により効き目が強くなるのではなく、効果の持続時間が長くなります。
濃度 | 効果時間 | 対象年齢 | 使用回数 |
12%以下 | 4~6時間 | 6ヶ月未満 | 使用不可 |
6ヶ月~2歳未満 | 1日1回 | ||
2~12歳未満 | 1日1~3回 | ||
12歳以上 | 使用制限なし | ||
30% | 5~8時間 | 12歳未満 | 使用不可 |
12歳以上 | 適宜 |
ただしどの虫除けでも同じですが、汗をかいたり水に濡れることで成分は落ちてしまいますので、その都度つけなおしをするようにしましょう。
②イカリジン
お肌に優しく、虫除け独特の匂いもない成分です。
日本では2015年から虫除けに使われ始めた成分です。
- 蚊
- ブユ(ブヨ)
- アブ
- マダニ
イカリジンは使用年齢に制限がなく赤ちゃんから使えます。
イカリジンを15%配合した商品は6~8時間効果が持続します。
③ハッカ油などの天然成分
虫が嫌うハッカやミントなどの天然成分を使っているため肌の弱い人や小さいお子さんにも安心して使えます。
上記したディートやイカリジンに比べると効き目は弱くなりますが、手作りでも作れるとあって毎年注目されるタイプです。
2.選び方
どの成分も一長一短がありますので、状況によって商品を選びましょう。
①絶対に刺されたくない!
キャンプなどの虫がたくさん居るような場所ではディート配合の虫除けを使いましょう。
ディートとイカリジンの効果はほとんど同程度と言われていますが、ディートの方が効能としてより色んな虫を避けてくれます。
ディート30%のものを選べば持続時間も長いため塗り直しの手間も少なくなります。

②優しいものを使いたい
お肌が弱い人、小さな子供が使うのであればイカリジン配合の虫除けを使いましょう。

③普段使いや、ちょっとした外出に使いたい
高濃度にディートを配合しているものやイカリジンを使っているものは少しお高いのが正直なところ。
普段使いならばディートが12%前後がおすすめ。

④香りも楽しみたい
天然成分配合の虫除けはユーカリやハッカを使っているため、スーッとした香りも楽しめます。

⑤服の上から使いたい
ディートを使用しているものはストッキングを溶かしてしまうため女性は要注意。
また、パウダーインスプレーは服に白く残ってしまうので避けましょう。

3.使い方
肌が露出している部分にまんべんなく塗り広げます。
スプレーしただけではムラになるので、スプレーした後は手で塗り広げましょう。
顔や首筋に塗る時は1度手のひらにスプレーしたものを塗ります。
小さなお子さんに使う場合も吸い込んでしまわないように1度手のひらにスプレーしたものを塗ってあげるといいですよ。
また、お子さんは手を口に入れてしまうこともあるので手には塗らないようにしましょう。
汗をかいた時は効果持続時間に関わらず塗り直します。
夏に虫除けと共によく使われるものとして日焼け止めがありますが、一緒に使う場合は日焼け止めを塗り、かわいた後に虫除けを使いましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ちなみに私は仕事の時にスキンベープ虫除けスプレーを使っています。
きちんと使っている時は虫がよってこないですが、汗をかくと取れてしまうので虫が寄りやすくなります。
忘れた時や汗をかいた後に塗り直さなかった時には必ずと言っていいほど顔を刺されて周りから心配されていました。笑
しっかりと自分に合った商品を選んだら使い方もしっかりと守って使ってくださいね。
今回は虫除けスプレーの選び方をまとめましたが、他の記事ではスプレータイプとミストタイプの違いや、虫除けスプレーの手作り方法もまとめますので是非参考にしてみてください。
コメント
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