痛み止めを使ったことがない人は居ないんじゃないか?
と言うくらい、お薬の中ではメジャーな痛み止め。
しかし、痛み止めの選び方を知っている人は意外と少ないもの。
今回はドラッグストア薬剤師として務めている、私ミズトカゲが痛み止めの選び方をご紹介。
1. 選び方
選び方はズバリ!!
今まで使った痛み止めの中から、効いたものを選ぶこと!!
『おい!!』と総ツッコミを入れられそうですが、聞いてください、理由があります。
実は痛み止め、お薬の中でも個人差が出やすいものなんです。
と言うのも、個人によって痛みの感じ方って様々。
つまり痛み止め効果の感じ方も様々なんですよね。
「アレは効いたけど、コレはイマイチだった」
という事も往々にして起こります。
なので、1番確実なのは
【今まで使った痛み止めの中から、効いたものを選ぶこと】
なんですね。
ただこれだと初めて使う人や、今使っている痛み止めが効かないと言う人は困ってしまいますね。
次の項目からは一般的によく効くと言われる痛み止めや、体に優しい痛み止めを紹介していきます。
2. おすすめの痛み止め
さて、今回は2つの痛み止めをご紹介しようと思います。
(一般的に)よく効く痛み止め
一般的によく効くと言われる市販の痛み止め成分は
「ロキソプロフェンナトリウム」
有名な商品として『ロキソニンS』があります。
ロキソニンは病院でもよく処方される痛み止めなので、使ったことがあるという人も多いのでは?
ちなみにロキソニンにはシリーズがあり、その違いをまとめた記事もありますので良かったら参考にしてみてください。
また、ロキソニンは効果もしっかりしていますが、胃にも優しい痛み止めとしても知られています。
そちらの記事はこちらから。
体に優しい痛み止め
体に優しいとはいろんな定義がありますが、今回は
- 胃への負担が少ないもの
- 眠気が出ないもの
この2つをポイントに選定しました。
それがタイレノールA。
有効成分は「アセトアミノフェン」のみで胃への負担が少なく、眠気を引き起こす成分も入っていません。
こちらも先程の記事に詳しいことをまとめてあります。
3. まとめ
痛み止めの選び方は
【今まで使った痛み止めの中から、効いたものを選ぶこと】
初めてや、今使っているものと違うものが選びたいという人へのおすすめは
- ロキソニンS
- タイレノールA
ただしロキソニンやタイレノールAで効かなかった、という場合はドラッグストアや病院で相談してみましょう。
それらとは違う成分の痛み止めを紹介することもできますし、もしかしたら何か原因が隠れている可能性もあります。
4. おわりに
痛みは日常生活を過ごす上でとても厄介なもの。
痛みを我慢することで生活の質が下がってしまってはもったいない。
痛み止めを上手に使って快適な生活を送りましょう。
以上、ドラッグストア薬剤師のミズトカゲでした。
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