今まで猫のことばかり書いていましたが、実は本業大学院生なのでたまにはそれっぽいこと書いてみようと思います。
今回、ICSB2019という国際学会にポスターセッションで参加してきました。
ちなみにこれが学会そのものに初参加でもあります。
いきなり国際学会って特殊なのかどうなのかは分かりませんが、、、
複数回に分けて、今後の自分のためにもまとめていきたいと思います。
今回は、ポスター準備について書いていこうと思います。
ポスターのサイズ等
まずはポスターのサイズについて。
先生曰く、ポスターサイズは学会によっては指定があるようなので学会HPなどに記載がないか要チェックです。
今回はポスターを張るパネルの大きさだけ決まっていたので、それに張れるサイズにしろという意味だと解釈しました。
大抵のポスターはA0サイズが一般的だと思いますが、向きが縦なのか横なのかは重要なので要注意!(横向きに作ってしまってパネルからはみ出している方もいらっしゃいました(笑))
ちなみにA0サイズのポスターをパワーポイントで作成するときは、スライドサイズを84.1cm×118.9cmにして作ってください。

光沢紙にするかどうかは、完全に個人の自由って感じでした。
生物よりの研究など、写真をたくさん載せるなら光沢紙のほうが良いかもしれません。
というか光沢紙はやっぱり綺麗なので、お金とか気にしないなら光沢紙のほうが良いですね…羨ましくなります(笑)
ポスターの構成
ポスターの構成はやはり王道の構成で作るのが無難かなーと思いました。
自分でポスターを作っているときにはあまり感じませんが、ポスターの構成やデザインは見やすさや理解のし易さにかなり影響があると実感しました。
私のポスターの構成はこんな感じです。
- Background
- Purpose
- Databases
- Method
- Results
- Conclusion
- Future work
- References
割とよくありがちな構成で、MethodとResultは同じくらいの割合で入れました。
人によってはmethodの部分がメインで大部分を占めるというケースもあると思うので、割合はその時々で変わると思います。
気を付けたこと
一番気を付けたことは、発表をするうえでポスターを道具として使いやすくすることです!
ポスター発表はポスターの前に来た人に説明するわけですが、プレゼンなどと違って聞き手とのコミュニケーションをとるということが必須になります。
口頭発表のように、事前に用意した原稿をリハーサル通り再生すればOKというわけではないので、個人的にポスター発表はとても難易度の高い発表方法だと思っています。
ちなみにポスターの張り逃げは本当に格好悪いのでやめましょう(笑)
つまり何が言いたいかというと、ポスターそのものは自分の発表のサポートツールでしかないということです。
誰かの自分の研究について口で説明するときに、ポスターがあったらもっと相手がイメージしやすくなって、自分が伝えたいことを理解してもらいやすくなる...という感じです。
ポスターは自分の武器になり、そしてその武器は自分自身で作れるわけですから最も自分にとって使いやすい状態にしておくべきです。
それらを考えながらポスターを作成し、修正していくのが良いのかなーと思いました。
次回は英語での発表に不安がある人のためにも、英会話の経験ほぼゼロの私の体験について書きたいと思います(笑)